土曜日の夜にAmazon Primeで「アナログ」を観ました。

携帯電話をもっていないので、毎週木曜日にカフェで待ち合わせをする。

会えるかわからないその不確かさが、奇跡や運命感を高めてくれるのでしょう。

会えるかわからないその日があるから、いつもの日々のあちらこちらに想像して待ち焦がれるのでしょう。

会えなかった木曜日があるから、会えた時にありふれた日々の隙間に咲いた幸せを分け合えるのでしょう。

木曜日だけ会えたのだから、全てを受け止めようと誓えたんでしょう。

なんとなく想像できる映画だからと、一旦は観るのを躊躇いましたが、奥さんがこれが良いと選んだ映画でした。

涙がこぼれるとは思いませんでした。ニノとハルが好きになりました。

「デジタル」が嫌いになりそうです。