のばなぶろぐ
言葉にするには、少しばかり間に合わなかったことや、
ただ、そこにあっただけの景色のことを、
遅れながら、思い出しながら、書いています。
家族のこと。
クリニックのこと。
誰かの顔や、名前もない感情のことも。
決まった形も、特別な意味もないけれど、
それでも、どこかでつながっている気がして、
ときどき、こうして綴っています。
これは、院長による、そんな日々の記録です。
冬の名残に触れる八月
(2025.08.09更新)
今年は1月からかけ直し含め3回パーマをかけていた。
その波打つ髪は、朝の支度に少しだけ手間を増やし、曖昧な形で季節をつないできた。
けれど今日は違う。
窓の外は真昼から熱をため込んだまま、アスフ… ▼続きを読む
