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のばなぶろぐ

言葉にするには、少しばかり間に合わなかったことや、
ただ、そこにあっただけの景色のことを、
遅れながら、思い出しながら、書いています。

家族のこと。
クリニックのこと。
誰かの顔や、名前もない感情のことも。

決まった形も、特別な意味もないけれど、
それでも、どこかでつながっている気がして、
ときどき、こうして綴っています。

これは、院長による、そんな日々の記録です。

くちパク医師の亡霊 (2025.06.21更新)
今日の夕方のことだった。 一人の患者さんが、診察室の扉を閉めかけたところで、ふと立ち止まり、 少しだけ声のトーンを下げて、そっと言った。 「先生、あの……待合室の動画、字幕がないと、音声もないし… ▼続きを読む

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