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のばなぶろぐ

言葉にするには、少しばかり間に合わなかったことや、
ただ、そこにあっただけの景色のことを、
遅れながら、思い出しながら、書いています。

家族のこと。
クリニックのこと。
誰かの顔や、名前もない感情のことも。

決まった形も、特別な意味もないけれど、
それでも、どこかでつながっている気がして、
ときどき、こうして綴っています。

これは、院長による、そんな日々の記録です。

桂馬の跳ねる音が聞こえる (2025.04.16更新)
ぼくは自分の父親に将棋で勝ったことがない。正確に言えば、勝とうとしたこともほとんどない。父との将棋では、いつも盤上には静かな風が吹いていて、こちらが何か駒を動かすたびに、まるでその風に押し戻されるよう… ▼続きを読む

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